2014/02/14

日本について話す機会がときどきあること

<アメリカ人と私>
(図書館司書が私の借りた北野武の本を見て) 「たけしの映画、何が好きですか?」
「うーん、『キッズ・リターン』かな」
「Kids Return? それ知りません。日本語のタイトルは?」
「キッズ・リターン」


<タイ人と私>
「Satoru, do you know Tokyo banana?」
(バナナ?東京でバナナなんか採れたっけ?) 「What is it?」
(Google画像検索の結果を見せて) 「This is.」
「あ~、『東京ばな奈』。というか、よく知ってるね」
「This is super delicious. ほかにスイーツでお薦めある?」
「うーん、Do you know どら焼き?」
「どら焼き? I know I know, Doraemon's favorite food!」
「そうそう」
(ドラえもんのGoogle画像検索の結果を見せて) 「This is.」
「知ってる知ってる」


<アメリカ人と私(2)>
「それじゃあ、あなたは何が好き?」
「I like "Kikujiro". 『菊次郎の夏』」
「いいね~」
「でも最近のは好きじゃないよ。『アウトレイジ』とか」
「それはまだ観てないけど、やくざがいっぱい出てくるやつだよね」
「Yes, やくざ映画。やくざは好きだけど、暴力は好きじゃないよ」
「なるほど」


<韓国人と私>
「韓国の恋愛ドラマが日本で人気だけど、あれって韓国内でも人気なの?」
「Yes, あんなロマンチックな男は実際にはいないけどね・・・」
「ははは」
「ああいうのを期待されてもね・・・困るんだよね・・・」
「ははは・・・」


<フィリピン人と私>
「Satoru, what's the difference between はい and うん?」
「はい is a little bit formal.」
「はい」
「うん is relatively casual.」
「うん」
「but meaning depends on context. For example, ハイ」
「ハイ」
「は~い」
「は~い」
「はいッ!」
「はいッ!」
「はひ」
「はひ」
「ウン」
「ウン」
「うん」
「うん」
「うんこ」
「うんこ」
「ごめん。いまのは忘れて」
「はい」


<イラク人と私>
「日本には学会で何度も行ったけど、温泉は最高だね。温泉に浸かって熱燗で一杯やれば、life is easy, isn't it?」
「いいね~」
「温泉、イラクに輸出してほしいな」
「じゃあ石油と交換で」
「オーケー、オーケー。Satoru, 石油と温泉の違いを知ってるかい?」
「なんだろう」
「戦争を生むのが石油。平和を生むのが温泉だよ
 

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