このお世辞にも心温まるとはいえない場所の、さらに奥には、何かの贖罪のようにひっそりと佇むプリミティブ・アート風の作品がある。
最初に出会ったとき、私は「何という路傍の芸術!」と感動したのだが、後で調べてみるとOsha Neumannなる作者の手によるものらしい。無名ではなく有名であったわけで、(勝手ながら)ちょっとガッカリしてしまった。
でも解説をよく読むと、この人はもともとホームレス問題を専門とする弁護士で、一連の作品は「無給の週末芸術家」として、ときに冬の嵐に吹き飛ばされつつも、約10年にわたってこつこつ完成させたものという。うーん、 すごいぞ。今度は別の意味で感動した。
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