<その1>
今年度、JGRBの幹事役を担うことになりました。
JGRB(Japanese Graduates and Researchers Society at Berkeley:UCバークレー日本人研究者の会)とは、UCバークレーの大学院生や研究員、あるいはその配偶者の方などを中心として、年に何回か勉強会や飲み会などを開催するという、まあわりに「ゆるめ」の集まりのことです。つい先日も、原子力工学科の教授をお招きして「今後の日本の原子力政策」に関する勉強会を実施しました。
バークレーで切磋琢磨する日本人たちと知り合う良いきっかけになると思います。興味のある方はご連絡ください。
<その2>
UCバークレーの家族寮(UC Village)については奥さんがすでに記事を書いてますが、ここに住む日本人家族の方を中心として、1月に1回くらいの頻度でバーベキューをしたりするという、これまた「ゆるめ」の集まりがあります。
こちらの幹事は私ではありませんが、興味のある方はご連絡ください。この「頼り頼られ」のコミュニティに入っておくと、生活の立ち上げが楽になること請け合いです。
2013/05/20
2013/05/01
すべての読者に「アイ・ラブ・ユー」と叫びたいこと
このブログをはじめてからもう1年以上になる。
大学院の専攻としては比較的マイナーな「公共政策」、しかも「バークレー」という限定された地域の話題であるにもかかわらず、さらにはその更新頻度の低さにもかかわらず、質量ともに当初の見込みを遥かに超える読者を得ている。これはまったく驚くべきことだし、同時にありがたいことでもある。
読者からフィードバックをいただく機会も多い。その内訳は、およそ半分が知り合いからで(飲み会やfacebookなど)、もう半分が初対面の方から(コメント欄や「はげましのおたより」のメールなど。要望を受けて直接お会いした方も数名いる)である。
面白いのは、その内容が多様性に富んでいることだ。たとえば、ある方から「軽妙な語り口」という感想を頂戴したかと思えば、別の方は「難解な表現」という意見を示される。「不真面目」「下品」というのもあるし、「真摯」「誠実」というのもある。そのほか、「赤裸々」、「自虐的」、「露悪的」、「衒学的」、「屈折している」、「笑える」、「屈折していて笑える」、「参考になる」、「感心する」、「呆れる」、「わくわくする」、「不安になる」、エトセトラ、エトセトラ。
このような感想の振れ幅の大きさは、私にはとても嬉しいことである。少なくとも、十人が十人とも同じような感想を持つよりはずっといい(ですよね?)。これからもできるだけ、開かれたブログにしていきたいと思う。
今回は、これまで頂戴した質問とそれに対する私の回答のうち、いくつかを抜粋して紹介したい。参考にしていただければ幸いである。あるいは、感心したり、呆れたり、わくわくしたり、不安になったりしていただければ。
Q.今夏からアメリカの公共政策大学院に入学することになったが、これまで留学経験がなく、英語が不安。TOEFL iBTは最終的に100点を獲得したものの(21回受験した)、リスニングは22~24点、スピーキングは18~20点という純ドメぶり。貴君が吾輩の立場なら、残り3カ月をどのように過ごされるか。ご所見を賜りたい。
A.私よりも多くTOEFL iBTを受験された方をはじめてお見かけしました。先輩、と呼ばせてください。
GSPPに入学してもう8ヶ月が経ちますが(註:回答時)、飲み会やグループディスカッションなどでクラスメートが何を言ってるのかさっぱりわからん・・・という状況はいまだにあります。語学というのは無間地獄のようなものだと、最近つくづく思います。基本的に、果てしがない。
先輩の英語力は私と同レベルのようですので、親しみを込めて率直に言いますが、日本で何をやったところで3カ月で英語力が劇的に伸びるということはありません。むしろ「授業がはじまって半年くらい経ったけど、英語力の向上があんまり実感できないんだよね」というのが、純ドメの日本人留学生からしばしば聞こえてくる声です。結局のところ、我々の前には舗装された道路はどこにもないのです。残念ながら。きわめて残念ながら。
ですので、やれることをやれるだけ、泥のように愚直にやるしかないと思います。仕事をされているなら、たぶんもう時間のリソースはあまり(というかほとんど)ないでしょうから。
私は、留学中にいちばん重要なのはリスニング能力だと思っています。授業中に茫然としないためにも、あるいは茫然とする時間を少しでも減らすためにも、TEDやiTune Uなどを素材として(できればスクリプトつきのやつで)、ディクテーションやシャドーイングを地道にやりまくってはいかがでしょう。知的負荷は高いですが、やる価値はあります。事実、私よりずっと英語のできる日本人のクラスメートも、「ディクテーションは骨が折れるけど聞き取りの力は確実に向上する」という趣旨のことを言ってました。
・・・といっても、私は仕事に追われて、結局ブログに書いたことの半分も実現できませんでした。情けないことです。自分でできないことを言うものではありませんね。
Q.GREは何点だったか。
A.ダイレクトな質問ですね。好感が持てます。
Verbal:330点、Quantitative:780点、Analytical Writing:3.0点でした。まあウンコみたいな点数ですね。これでよく合格できたものです。我ながら。(※)
2回受験しましたが、2回目の点数はこれよりも悪かったです。GREは試験直後に採点結果が判明するのですが、パソコンの前でしばし茫然となった記憶があります。この数ヶ月間の頑張りは一体何だったんだ、と。
(※ GSPPのパンフレットによれば、2012年入学組のGREの平均点はVerbal:620点、Quantitative:720点、Analytical Writing:4.5点で、Verbalのレンジは330~790点、Analytical Writingのレンジは3.0~6.0点とのことでした。比喩でも何でもなく、文字通りの最低点だったのですね、私は。Yeah!)
Q.GSPPに合格した。渡米前にやっておくべきことがあればご教示ありたい。
A.おめでとうございます。
ひとたび入学すれば勉強に明け暮れるのは畢竟、ゆえに「日本にいるうちに英気を養っておけ」というのがGSPPの先輩方から代々伝わるアドバイスです。その助言のバトンを、いまあなたに手渡しますね。
日本にいるうちに英気を養っておくことです。
Q.GSPPに入学する前に習熟しておいた方が良いツールやサイトなどはあるか?
A.Google Calender、Google Docs、Google DriveやDropboxは、グループワークなどで使用頻度が高いです。Google Handoutもたまに使います。
また、クラスメートの全員がfacebookを使用しているので、まだはじめられていないようでしたら、アカウントだけでもお取りになることをお薦めします。「Class of 2014」などの非公開グループもあって、かなり頻繁にやり取りがなされます。私は留学するまでfacebookにはまったく興味がなかったのですが、いまではヘビーユーザーになってしまいました。これは良いことか、良くないことか。たぶん良くないことですね。
Q.経済学のバックグラウンドは皆無に等しいが、問題ないか?
A.まったく問題ありません。私もそうでした。
Q.留学中に心が折れそうになったときのために、あらかじめ訓話を賜りたい。
A.ずいぶん気が早いですね。わかりました。偉そうなことを言えた身分ではありませんが、何か申し上げるとすれば、「留学とは、できないことをできるようにするためのプロセスの集積である。もしあなたが英語も数学も経済学も政治学もできるのであれば、それは(極端に言えば)留学する意味が無いということだ。逆に言うと、苦手分野が多いということは、それだけ成長する機会も多いということであって、『これは重畳。ありがたや』という気持ちで困難に立ち向かうべし」といったあたりでしょうか。
うーん、やっぱり立ち飲み屋のおっさんの説教みたいになってしまいました。すみません。
Q.日本で学んだ英語と現地の英語が異なっていて驚いたことははあるか。
A.それはもうたくさんあります。Awesomeという単語がこんなに頻繁に使われるとは知らなかったし、「Satoru, you're golden!」なんて言われた日には、自分がハムスターにでもなったのかと思いました。全体的に、褒め言葉とけなし言葉のバリエーションがすごく豊富です。
メールでも口頭でもSorryがよく使われるのにも驚きました。昔読んだ本に「平均的なアメリカ人はSorryなんて滅多に言わない。そんなことを言えば自分の否を認めることになるからだ」的なことが書かれていて、なるほど、と思った記憶がありますが、実際には全然そんなことはなかった。まあバークレーにいる人たちが平均的なアメリカ人かと言われると答えに窮するところはありますが。
それから、打ち解けてくると、Fuckもよく使われますね。男女を問わず、意外に気楽な感じで出てくる。しかしこれはTOEFL iBTにはちょっと登場しづらい単語ですね。
問い: 第4パラグラフのFuckの意味に最も近い単語は次のうちどれか。
A. うんこ
B. ちんこ
C. こんちくしょう
D. 衒学的
Q.日本に関するDifferent Viewpointsを得るための書籍を紹介ありたい。
A.以下の3冊をお薦めします。
高野誠鮮 「ローマ法王に米を食べさせた男」
都築響一 「夜露死苦現代詩」
石光真清 「城下の人」
「ローマ法王に米を食べさせた男」は、以前ブログでも紹介しましたが、改めて。日本国家の中枢にいるつもりの人って結構いるけど、でも実際にこの著者くらいリアルに世の中を動かした人って、はたしてどれだけいるのだろうか。公務員の方には特にお薦めです。
「夜露死苦現代詩」は、アウトサイダー・ポエムという未踏のジャンルに光をあてつつも、その光の照射エネルギーがあまりに強すぎて、結果的に「現代日本とは何か」という大テーマを悠々と射程圏内に収めてしまっている怪作。私は帰国したら6度目の再読を楽しむつもり。
「城下の人」をはじめとする石光真清の手記4部作は、この数年間に読んだ中で私的ベスト・ワン。職業とは何か。運命とは何か。戦争とは何か。家族とは何か。孤独とは何か。人生とは何か。国家とは何か。そういうのが全部詰まっている本です。でも私の周りに読んだことのある人が誰もいないんですよね。寂しいなあ。
順調にいけば、私は来年の今ごろにはGSPPを卒業する。すなわち、このブログは1年後に最終回を迎えるわけだ。
はじまってから1年と数カ月。終わるまでにあと1年。そのような、フルマラソンでいえば25km地点の給水所を過ぎたあたりのこの時期に、私は、読者の皆さんに向かって、声を大にして、あるいはフォントを大にして、ひとつ言いたいことがある。
みんな、愛してるよ。
大学院の専攻としては比較的マイナーな「公共政策」、しかも「バークレー」という限定された地域の話題であるにもかかわらず、さらにはその更新頻度の低さにもかかわらず、質量ともに当初の見込みを遥かに超える読者を得ている。これはまったく驚くべきことだし、同時にありがたいことでもある。
読者からフィードバックをいただく機会も多い。その内訳は、およそ半分が知り合いからで(飲み会やfacebookなど)、もう半分が初対面の方から(コメント欄や「はげましのおたより」のメールなど。要望を受けて直接お会いした方も数名いる)である。
面白いのは、その内容が多様性に富んでいることだ。たとえば、ある方から「軽妙な語り口」という感想を頂戴したかと思えば、別の方は「難解な表現」という意見を示される。「不真面目」「下品」というのもあるし、「真摯」「誠実」というのもある。そのほか、「赤裸々」、「自虐的」、「露悪的」、「衒学的」、「屈折している」、「笑える」、「屈折していて笑える」、「参考になる」、「感心する」、「呆れる」、「わくわくする」、「不安になる」、エトセトラ、エトセトラ。
このような感想の振れ幅の大きさは、私にはとても嬉しいことである。少なくとも、十人が十人とも同じような感想を持つよりはずっといい(ですよね?)。これからもできるだけ、開かれたブログにしていきたいと思う。
今回は、これまで頂戴した質問とそれに対する私の回答のうち、いくつかを抜粋して紹介したい。参考にしていただければ幸いである。あるいは、感心したり、呆れたり、わくわくしたり、不安になったりしていただければ。
Q.今夏からアメリカの公共政策大学院に入学することになったが、これまで留学経験がなく、英語が不安。TOEFL iBTは最終的に100点を獲得したものの(21回受験した)、リスニングは22~24点、スピーキングは18~20点という純ドメぶり。貴君が吾輩の立場なら、残り3カ月をどのように過ごされるか。ご所見を賜りたい。
A.私よりも多くTOEFL iBTを受験された方をはじめてお見かけしました。先輩、と呼ばせてください。
GSPPに入学してもう8ヶ月が経ちますが(註:回答時)、飲み会やグループディスカッションなどでクラスメートが何を言ってるのかさっぱりわからん・・・という状況はいまだにあります。語学というのは無間地獄のようなものだと、最近つくづく思います。基本的に、果てしがない。
先輩の英語力は私と同レベルのようですので、親しみを込めて率直に言いますが、日本で何をやったところで3カ月で英語力が劇的に伸びるということはありません。むしろ「授業がはじまって半年くらい経ったけど、英語力の向上があんまり実感できないんだよね」というのが、純ドメの日本人留学生からしばしば聞こえてくる声です。結局のところ、我々の前には舗装された道路はどこにもないのです。残念ながら。きわめて残念ながら。
ですので、やれることをやれるだけ、泥のように愚直にやるしかないと思います。仕事をされているなら、たぶんもう時間のリソースはあまり(というかほとんど)ないでしょうから。
私は、留学中にいちばん重要なのはリスニング能力だと思っています。授業中に茫然としないためにも、あるいは茫然とする時間を少しでも減らすためにも、TEDやiTune Uなどを素材として(できればスクリプトつきのやつで)、ディクテーションやシャドーイングを地道にやりまくってはいかがでしょう。知的負荷は高いですが、やる価値はあります。事実、私よりずっと英語のできる日本人のクラスメートも、「ディクテーションは骨が折れるけど聞き取りの力は確実に向上する」という趣旨のことを言ってました。
・・・といっても、私は仕事に追われて、結局ブログに書いたことの半分も実現できませんでした。情けないことです。自分でできないことを言うものではありませんね。
Q.GREは何点だったか。
A.ダイレクトな質問ですね。好感が持てます。
Verbal:330点、Quantitative:780点、Analytical Writing:3.0点でした。まあウンコみたいな点数ですね。これでよく合格できたものです。我ながら。(※)
2回受験しましたが、2回目の点数はこれよりも悪かったです。GREは試験直後に採点結果が判明するのですが、パソコンの前でしばし茫然となった記憶があります。この数ヶ月間の頑張りは一体何だったんだ、と。
(※ GSPPのパンフレットによれば、2012年入学組のGREの平均点はVerbal:620点、Quantitative:720点、Analytical Writing:4.5点で、Verbalのレンジは330~790点、Analytical Writingのレンジは3.0~6.0点とのことでした。比喩でも何でもなく、文字通りの最低点だったのですね、私は。Yeah!)
Q.GSPPに合格した。渡米前にやっておくべきことがあればご教示ありたい。
A.おめでとうございます。
ひとたび入学すれば勉強に明け暮れるのは畢竟、ゆえに「日本にいるうちに英気を養っておけ」というのがGSPPの先輩方から代々伝わるアドバイスです。その助言のバトンを、いまあなたに手渡しますね。
日本にいるうちに英気を養っておくことです。
Q.GSPPに入学する前に習熟しておいた方が良いツールやサイトなどはあるか?
A.Google Calender、Google Docs、Google DriveやDropboxは、グループワークなどで使用頻度が高いです。Google Handoutもたまに使います。
また、クラスメートの全員がfacebookを使用しているので、まだはじめられていないようでしたら、アカウントだけでもお取りになることをお薦めします。「Class of 2014」などの非公開グループもあって、かなり頻繁にやり取りがなされます。私は留学するまでfacebookにはまったく興味がなかったのですが、いまではヘビーユーザーになってしまいました。これは良いことか、良くないことか。たぶん良くないことですね。
Q.経済学のバックグラウンドは皆無に等しいが、問題ないか?
A.まったく問題ありません。私もそうでした。
Q.留学中に心が折れそうになったときのために、あらかじめ訓話を賜りたい。
A.ずいぶん気が早いですね。わかりました。偉そうなことを言えた身分ではありませんが、何か申し上げるとすれば、「留学とは、できないことをできるようにするためのプロセスの集積である。もしあなたが英語も数学も経済学も政治学もできるのであれば、それは(極端に言えば)留学する意味が無いということだ。逆に言うと、苦手分野が多いということは、それだけ成長する機会も多いということであって、『これは重畳。ありがたや』という気持ちで困難に立ち向かうべし」といったあたりでしょうか。
うーん、やっぱり立ち飲み屋のおっさんの説教みたいになってしまいました。すみません。
Q.日本で学んだ英語と現地の英語が異なっていて驚いたことははあるか。
A.それはもうたくさんあります。Awesomeという単語がこんなに頻繁に使われるとは知らなかったし、「Satoru, you're golden!」なんて言われた日には、自分がハムスターにでもなったのかと思いました。全体的に、褒め言葉とけなし言葉のバリエーションがすごく豊富です。
メールでも口頭でもSorryがよく使われるのにも驚きました。昔読んだ本に「平均的なアメリカ人はSorryなんて滅多に言わない。そんなことを言えば自分の否を認めることになるからだ」的なことが書かれていて、なるほど、と思った記憶がありますが、実際には全然そんなことはなかった。まあバークレーにいる人たちが平均的なアメリカ人かと言われると答えに窮するところはありますが。
それから、打ち解けてくると、Fuckもよく使われますね。男女を問わず、意外に気楽な感じで出てくる。しかしこれはTOEFL iBTにはちょっと登場しづらい単語ですね。
問い: 第4パラグラフのFuckの意味に最も近い単語は次のうちどれか。
A. うんこ
B. ちんこ
C. こんちくしょう
D. 衒学的
Q.日本に関するDifferent Viewpointsを得るための書籍を紹介ありたい。
A.以下の3冊をお薦めします。
高野誠鮮 「ローマ法王に米を食べさせた男」
都築響一 「夜露死苦現代詩」
石光真清 「城下の人」
「ローマ法王に米を食べさせた男」は、以前ブログでも紹介しましたが、改めて。日本国家の中枢にいるつもりの人って結構いるけど、でも実際にこの著者くらいリアルに世の中を動かした人って、はたしてどれだけいるのだろうか。公務員の方には特にお薦めです。
「夜露死苦現代詩」は、アウトサイダー・ポエムという未踏のジャンルに光をあてつつも、その光の照射エネルギーがあまりに強すぎて、結果的に「現代日本とは何か」という大テーマを悠々と射程圏内に収めてしまっている怪作。私は帰国したら6度目の再読を楽しむつもり。
「城下の人」をはじめとする石光真清の手記4部作は、この数年間に読んだ中で私的ベスト・ワン。職業とは何か。運命とは何か。戦争とは何か。家族とは何か。孤独とは何か。人生とは何か。国家とは何か。そういうのが全部詰まっている本です。でも私の周りに読んだことのある人が誰もいないんですよね。寂しいなあ。
順調にいけば、私は来年の今ごろにはGSPPを卒業する。すなわち、このブログは1年後に最終回を迎えるわけだ。
はじまってから1年と数カ月。終わるまでにあと1年。そのような、フルマラソンでいえば25km地点の給水所を過ぎたあたりのこの時期に、私は、読者の皆さんに向かって、声を大にして、あるいはフォントを大にして、ひとつ言いたいことがある。
みんな、愛してるよ。
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